ハロウィンにおすすめの絵本『おおきなかぼちゃ』

ハロウィンに親子で読みたいカボチャの絵本

 

こんにちは、ママえほん管理人マヅメミユキです。

 

10月のイベントといえばハロウィンですね。ハロウィンといえばカボチャ!
というわけで、今回はハロウィンとカボチャの関係を解説します。

もちろん、カボチャが登場するハロウィンのおすすめ絵本も紹介しますよ!

 

ハロウィンとカボチャの関係

ハロウィンというと、あのオレンジのカボチャのランタンを真っ先に思い浮かべますよね。
でも、なんでカボチャ・・・?

カボチャのランタンを作るのはなぜ?

実は、ハロウィンの発祥の地であるアイルランドでは白カブをくり抜いたランタンだったのですが、アメリカに伝わった際にアメリカでは白カブがメジャーでなかったため、沢山獲れるカボチャに変化した、と言われています。
そして、アメリカンスタイルのハロウィンが世界に広まったことで、ハロウィン=カボチャのランタンのイメージが定着したのですね。

ジャック・オ・ランタン

ジャック・オ・ランタンの由来

カボチャのランタンのことを「ジャック・オ・ランタン」と言いますよね。
実はもう一つ意味があって、日本語にすると「提灯(ランタン)を持った男」
日本で言うところの妖怪みたいな存在でしょうか?

その由来に、こんな昔話があります。

あるところに、ずる賢くて悪さばかりしているジャックという男がいました。
ジャックは悪魔を騙して「死んでも地獄に落ちない」という契約を取り付けました。
やがてジャックは年をとって死にますが、行きている時に悪さばかりしていたので天国には入れません。
仕方なく地獄に行きますが、悪魔との契約があるため地獄にも入れません。
行き場を無くしたジャックは、悪魔から地獄の火のかけらを分けてもらい、近くに落ちていたカブをくり抜いてランプにしました。
こうしてジャックはランプを片手に、行き場を求めて永遠にさまよい続けることになりましたとさ。

カボチャのランプの楽しいイメージの裏には、実はこんな怖〜いお話があったんですね。
子供達に「嘘ついたり悪さばっかりしてると、ジャックみたいに一人ぼっちになっちゃうよ」って説教(?)のネタにできそうです(笑)

緑のかぼちゃとオレンジのかぼちゃ

オレンジのカボチャと緑のカボチャ

カボチャを英語で言うと何だと思いますか?

“Pumpkin(パンプキン)”

そう思った皆様・・・・・・違います!!

いえ、違うわけじゃないのですが、アメリカやイギリスではパンプキンと呼ぶのはハロウィンで使うようなオレンジ色のカボチャのことだけだそうです。
日本で多く出回っている皮が緑色のカボチャはパンプキンではなく

“Squash(スクワッシュ)”

と呼ばれています。最近では、日本で食べられているものと同じ品種も出回っていて、“Kabocha Squash”と呼ばれているのだそうです。
日本語にすると「かぼちゃカボチャ」なのでなんか変な感じですが・・・

ちなみに、日本ではハロウィンに飾るカボチャは「おばけカボチャ」という名前で出回っていたりします。
親子でハロウィンランタン作りに挑戦してみてはいかがでしょう?

 

カボチャが登場するハロウィンの絵本『おおきなかぼちゃ』

おおきなかぼちゃ (主婦の友はじめてブック―おはなしシリーズ)

『おおきなかぼちゃ』
作/エリカ・シルバーマン 絵/S.D. シンドラー 訳/おびかゆうこ
対象年齢:2歳〜

あらすじ

いよいよ明日はハロウィンです。
「ひっひっ かぼちゃだ かぼちゃのパイだ!」
ところが魔女が育てたかぼちゃは大きくなりすぎてビクともしません。
「あしたはハロウィンだってのに!」
できればかぼちゃを独り占めしたい魔女。
「おれさまにまかせなよ」と自信たっぷりで手を貸そうとするおばけたち。
はたして魔女は美味しいかぼちゃのパイにありつけるのでしょうか?

みどころ

ハロウィンらしく、魔女におばけ、吸血鬼、ミイラ男、コウモリとホラー映画でおなじみのキャラクター達が次々と登場します。
魔女は緑の肌に長い鼻と顎、赤く鋭い爪とおどろおどろしく、他のキャラクター達もなかなかの強面です。その彼らがヒィヒィ言いながら、巨大なカボチャを引っ張る姿がコミカルで面白い!
ロシア民話『おおきなかぶ』のハロウィンバージョンとも思えるようなストーリー展開で、台詞もテンポよく、小さな子供でも分かりやすいお話です。

読み聞かせのポイント

お話の中心となる文章は基本的に同じフレーズの繰り返しです。(キャラクターによって多少言い回しが違っていますが)
なので、魔女は魔女らしく、おばけはおばけらしく・・・とそれぞれのキャラクターに合わせて少しずつ声のトーンを変化させ演じ分けます。

一番のポイントはカボチャを引っ張る時の「ぐいっ! ぐぐぐいっ! うぐっ うぐっ ういーっ!」という掛け声(っぽい)部分。
一人一人で引っ張る時は、最初は勢いよく力強く、けれど段々カボチャに負けて情けなく。
クライマックスの全員で引っ張るシーンでは、「ぐぐぐぐ ぐぐぐぐ」と段々と力強く「いよいよ抜けそうだぞ」という期待感を盛り上げ、「すると・・・」で少し溜めてからページをめくります。

メリハリを効かせて楽しく読んでくださいね。